こんにちは、Yuri です。
今日のアイキャッチは、ディレクションLABOのDN祭の公式ロゴの募集へ出させていただいたものになります。
英語では、ハイタッチのことを “High five”といいます。
考えて手を動かすことは、楽しい。 一人一人の力が集まったら、もっと楽しいことが起こる。 みんなでDN祭を楽しんで、High five しあおう! という想いをこのロゴに込めてみました。
連想ゲームのように考えていきました。まず “High five” を思いつきました。
大好きで、見て勉強をさせていただいているデザイナーの坂口拓さんの作品の中で、視覚トリックイラストがあります。
今回も、その作品を見させていただいているうちに、ふと、リストバンドに”DN祭”の文字を入れることを思いつきました。
初めは、スポーツ用のリストバンドをイメージしていたんですが、画像を検索すると、フェスの時につける細めのリストバンドが出てきて、”こっちの方が、夏フェスっぽいかも”と思い、そちらで表現してみました。
ラフ案から、ロゴをイラレで作ってみる前に、ヒカルさんから「参加することに、意義があるんです」と言っていただき、背中を押してもらいました。
出来を考えると、コンセプトがしっかりしていないし、視認性は、”DN祭”の文字が小さすぎるし、まずロゴとは?を理解できてないと反省です。
けれどヒカルさんの言葉がなかったら、”結局は出せないだろう”と思いながら、モチベーションが低いまま取り組んだり、完成に至らないまま終わったかもしれず、この作る過程の楽しさを味わえなかったと思います。
以前、ディレクションLABOのロゴの募集のときに参加したときも、ヒカルさんから沢山のTIPSをもらいました。そのとき作ったロゴがこちらになります。
ディレLABOのメンバーの方が、ディレクションを灯台を例としてお話してくれたのを聞いて、デザインを考えました。
ディレLABOからの発信が、世界に漕ぎ出し挑戦する人の道を照らす。その人が迷ったときには、ヒントを提示してくれたり、相談できたりする頼れる存在。灯台の土台を、DIRECTION の”C”と、”LABO”という文字で表現しました。
ヒカルさんから頂いた言葉を引用させていただきます。
僕のデザインの師匠からの金言なのですが「ロゴは手書き!」というのがあります。
少しのニュアンスの違いが、他との差別化に繋がります。
ロゴのことを勉強しようと、左側の本を読んでいたのですが、ヒカルさんの師匠様と同じく、“ペンはマウスより強し”と書いてありました。そこで、前から気になってた右のハンドレタリングの本を購入し、その楽しさを知ることができました。
また、ヒカルさんはロゴを表現するのに、私が好きな[切り絵]で表現することを提案してくださいました。
こういう表現は、いかに自分の土俵に引き込むかが大切で、表現の方法はイラレだけじゃないと教えていただき、自由な心で取り組んでいいんだと、気持ちがふっと軽くなりました。
コンペではまずラフ案での選考がありました。コンペのルールでは、二次選考のとき、初稿のラフ案から、原型を留めていないものはNGと定められていました。しかし、私が、それを理解せず、離れた表現をしてしまっていた時は、連れ戻していただきました。
私が身につけたい、身につけなければいけないことは山盛りですが、教わった作る楽しさを胸に、small stepを着実に積み重ねていきたいと思います。